2014年06月24日

the root


Blog_140624.jpg



俗に言う 魂 といわれるものを
初めて感じたのは
数年前に行った
フジコ ヘミングのコンサートでだった。


もちろん今だって、魂なんてなんだかわからない。

でもその時だけは、
何だか それに触れた気がした。



葛藤

苦しみ
痛み

孤独



光。



生まれて初めて、
誰かの生涯を 音 で感じ 号泣した。




あれから数年、

人目も憚らず、また号泣した。


とある ピアニストのコンサート。



ここ数回、
彼女が奏でる音が
前とは違う感情を持って 響いてくる。


経験し続けている すべてが 音に乗ってくる。



きれいなだけじゃなくて

大きくて 
時に 荒々しくて
あったかい。


心から、感動した。




自身にとって、"音" は 特別なもの。


感じる音は
直結して 芯から異常に響いてくる。



祖父
祖母
母。


そこに 間違いなく
絡んでくるルーツ。


そしてふと、
自身の名前にも音が組み込まれていることに気づいた。


つながる。




Maori


Trackbacks(0)

TrackbackURL: http://blog.maori-tone.com/mt/mt-tb.cgi/286

Comment form